読了本・コミックス

おがきちかLandreaall』を1週間ほどかけて1巻から18巻まで再読。
こうして書影をならべると壮観だな〜!
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新刊が出るつど細切れに読んでると、前出のエピソードや伏線に気づかなかったりしがち(私は特に忘れっぽいみたいなのだが)。通して読んだら当たり前のことながら話の流れがすっごくつかみやすかった。そして何よりいっそう面白かった!
ディアの初登場シーンなんか最初に読んだときは何だろこの子ってサラッと流してたけど、ぺしゃんこDXを見てどう思ったのかなとか受ける印象に厚みが出たし、革命の真実のくだりなんかは本当に初期の頃のパパンママンの冒険と繋がってる訳で、そんな昔の話はコミックス細切れ読みのときは頭の中でリンク切れを起こしてるから今一つピンとこなかったのが「あーアレかー」って納得できたし。
なんていうんですか、アハー体験みたいな(笑)? もう再読万歳だわよ。個人的に4巻から始まるアカデミー編からが面白くてその前の冒険はどうも……と思っていたけど、この土台があってこそアカデミーや王城での話がみごとに展開していくんだと飲み込めたから、もう初期の頃はあんまり好みじゃないなんて言わないよ絶対! 貴族のロビンとかDXにくりそつの美女とか、やっぱり忘れてた既刊のネタのかずかずを再読で思い出したもんで続きが待ち遠しくてたまらん。
今回の再読で特にグッと来たのは槍熊とブドウのとこ。友達いなかったDXの周りに今はこんなに人がいる。学友だからただ何となく一緒にいるんじゃなくて、彼が送ってきた日々のなかで獲得して少しずつ固めていった関係で、容易に崩れたり切れたりするものじゃないことがストンと腑に落ちて。前に読んだときはちょっと唐突に思えた回だったのに、思わず涙腺がゆるんだ。DXがいかに変わらないまま変わってきたかというのが通しで読むとよく分かるね。
めっちゃ楽しかったのでこの週末にもう一巡しちゃおうかな。いいストレス解消になるんだファンタジーを読むのって。マンガはダイレクトに視角に訴えてくるので、イメージ喚起のタイムラグが少ないのがいい。でもランドリはキャラも多いから、未だに顔が把握できてないのがいたりする。覆面集会で出てきてた「女が苦手のワイアット」とか……。
いっそおがきさんのブログや限定版で公開された情報なども網羅したガイドブックみたいなのが出てくれるとありがたいんだけどナー(余談だがこのナーっていう語尾、おがき作品ではよく見る気が)。