読了本・コミックス

めしばな刑事タチバナ 3/坂戸佐兵衛原作、旅井とり作画
これ、登場人物たちが警察関係者だから面白いんだろうなぁ。ハードボイルドでありながらおバカである、という奇跡のバランスが成り立ってて。サラリーマンの井戸端会議だったらこの味は出ない気がする。「カンヅメ夜話」も「カップ焼きそば選手権」も読みごたえがあった。よくこんな延々と語るネタがあるわ、となかば呆れつつも共感する部分がおおいにあったり。4巻が待ち遠しい!

きのう何食べた?(5) (モーニング KC)

きのう何食べた?(5) (モーニング KC)

きのう何食べた? 5/よしながふみ
こちらは相変わらずまったり。それぞれの人間模様が面白い。よしながふみの描く対人関係の距離感って好きだな。へんにハートフルにしようって色気がなくて、かといってネガティブな部分を忌避することもなくて。踏み込んだと思ったらサッと引く、寄せては返すさざ波のような絶妙なリズムから、ときに大波がどっぱーんと来たりするのが読んでて楽しい。それにしても夏野菜カレーがうまそう。

ダテンシダブリエル (シリウスKC)

ダテンシダブリエル (シリウスKC)

ダテンシダブリエル/じょりーまんま
うーん、ちょっと好みじゃなかった。絵柄も展開もごちゃごちゃしてて読みづらかった。冒頭を試し読みして買ったにもかかわらず……。たまには、いや結構こんなことがあるかもしれない。もっと選定眼を養う必要がありそうだ。少し買う本減らそうかと思ってるところなので、やや厳しめな方向で。