読了本・コミックス

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹　１／江口夏実
表紙からするともっと耽美な雰囲気を予想していたのだが、意外にもちょっとシュールなギャグ漫画だった。けっこう面白かった。ジャンプっぽい感じ？　トップでありながらボンヤリでおちゃめな可愛い系おじさんである閻魔大王、その補佐役が切れ者の鬼灯（ほおずき）さん。実は誰もが認める地獄の影のボスだったりする……。「桃太郎」が意外な展開を見せるのに笑ってしまった。

ありをりはべり(5) (KC KISS)

ありをりはべり　５／日向なつお
なんだかんだ言って５巻目。あれ、４巻をすっとばしたような気が。エロじじいカッパなんて覚えがないもの。まあ、のんびりまったりと日常のなかの不思議を日本の風習とからめて綴っていく連作短編なので、飛ばしてもそれほど不都合はない、かな。後で読むけども。同時収録の「おいてけぼり様」かわいかった。中高生を主人公にするより、２０代女性のほうが作風的にしっくりくる感じがする。