読了本・コミックス
- 作者: 田村由美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: コミック
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怪しい気配の正体がついに判明。こっ、こえええええええ。こいつら、生きてるモンには手を出さないとかいうことはないのかね? カメは喰われないのか? 水の中にいれば平気とか? 蛍ちゃん超たのもしい、牡丹ねーさんの助手をりっぱに務めてる、というかむしろ軍師かブレーンか、みたいな。
嵐の素朴なギモンに思わずぽかんとなる安居。そりゃそうだよね、悲劇的な過去にひたってたら、そんな基本的なことにも気づかなかったオノレのまぬけさを突き付けられてしまったんだから。しかも自分より下に見てたやつから。うーんでもあの状況って仲間たちで団結して反撃って可能だったのかな。確かに協力するどころか仲間どうしでつぶし合ってる局面も多かったものの、不意打ちだったし先生たちの用意も周到だったし……。
って、そういう状況を切り抜けられてこその選良なはずなんだけどさ。隔絶した環境で育った夏Aにはあの狭い範囲の常識が世界のすべてで、はじかれた者たちが集まる夏Bは盤外でも生きていけることを知っていた。これは大きな差なのかも。局面によって柔軟に対応する能力の高さ、それが夏Bの「ラッキーさ」のゆえんなのかもしれない。
涼のクールビューティーづらにもヒビが入りかけてますが、このヒト夏Bメンバーを何人殺しかけたか自覚があるのかねぇ? あんたが殺人者にならないですんでるのは、落ちこぼれ夏Bがある一点においてあんたらよりはるかに優秀であるおかげなんだぞ? まぁ今回まつりと蝉丸の命を救ったけど、だからって帳消しになるもんでもないもの。