読了本

天才探偵sen <5> 亡霊プリンスの秘密/大崎梢著、久都りか絵
今まであんまり意識してこなかったけど、このシリーズってこんなにホラー色のあるミステリだったっけか? と前巻あたりから思って既刊を確認してみたら自分のウカツっぷりに呆れてしまった。今回も終盤あたりはなかなかのコワさ。私が小学生だったら震え上がってる。あと信太郎の天然ボケが随所で炸裂していて思わず吹き出した。「ある意味、とてもりっぱなやつだ。まよいがない」って千のつっこみがナイス。児童向けだからいろいろユルめなところもあるが、なんだかんだ言って大崎作品のなかではいちばん好きかも。巻末に久都さんの4コマ漫画あり。かわいい。