読了本

ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (名犬チェットと探偵バーニー 1)

ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (名犬チェットと探偵バーニー 1)

ぼくの名はチェット/スペンサー・クイン
私立探偵と相棒犬が活躍するシリーズの1巻目。わんこ目線の物語としてもなかなか楽しかった。チェットはかなり危険な目に遭いまくるんだけど、いたって呑気でマイペースな性格なもんだから今ひとつハードボイルドになりきれないのだ。“犬っぽさ”が醸しだすユーモアと、手に汗握る展開とのギャップがいいねぇ。食べ物が落ちてるとすぐ気が逸れちゃうのとか超カワイイ。でも拾い喰いはやめとけって(^^;。一人称が「ぼく」だから大型犬にも関わらず愛嬌がある感じなのかな。「俺」「おいら」だったらまた違う雰囲気だったかも。続きが楽しみだー。