読了本

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

ツバメ号とアマゾン号(上・下)/アーサー・ランサム
ランサム全集12巻が新訳(といっても、語句などを多少修正しただけかな?)で岩波少年文庫に入るそうだ。すべて上下巻で24冊。やったぜ! この第1巻ではツバメ号の乗組員ウォーカー4兄弟とアマゾン号を操るブラケット姉妹が出会い、帆船とキャンプと泥棒騒動とで夏休みを満喫する。
夏休みだしみんなランサム読むがいいよ、こんな休暇を過ごしたいと憧れること間違いなしだよ。私はなんといっても猛烈少女ナンシイが大好き! ジムおじに「黒丸」をよこすくだりは痛快だった。もう子供時代には戻れないけど、せめて船長フリントのような大人でありたいね。上橋菜穂子さんが寄せている文章、キラキラまぶしいなあ!
2巻めの発売が待ちきれない方には朽木祥『風の靴』もオススメ。ティティにとって『宝島』や『ロビンソン・クルーソー』がバイブルだったように、海生たちにはランサムが水先案内の書のひとつだったんだよね。そういえば八千穂はちょっとティティを彷彿させるなぁ。
風の靴

風の靴