読了本

バセンジーは哀しみの犬 (創元推理文庫)

バセンジーは哀しみの犬 (創元推理文庫)

バセンジーは哀しみの犬/キャロル・リーア・ベンジャミン
ニューヨークで探偵業を営むレイチェルと相棒犬ダシールが活躍するシリーズの1作目。訳文がけっこう硬めでハードボイルドな雰囲気なんだけれども、皮肉のきいた文章に思わずニヤッとすることもしばしばで、原文はもうすこし笑えるニュアンスがあるのかもしれないなあと思ったり。バセンジーという犬種を知らなかったので画像検索してみた。表紙イラストだとコーギーっぽいが、もっと足が長いんだね。そして「吠えない犬」らしい。アメリカ社会における犬の位置が日本とかなり違うのが興味深かった。続編が楽しみ。
あと、どうでもいいことだけど、ドッグショーでかじってる人がいた“煎餅”ってほんとに米菓のおせんべなのかな?