読了本・コミックス

町でうわさの天狗の子 6 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 6 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子6/岩本ナオ
お山の眷属たちがわいわい集まってる場面が楽しくて思わずニンマリ。康徳様の御前で獣の姿で寄り合いしてるのも、そこはかとなく板についてない人の姿でズレた発言しまくってるのも好きだわ〜。スケート場のギャラリーになってるのには笑った。やはり五郎坊がえもいわれぬ味わい。あと好色一代狼な疾風様のおかげでいいもんみた、ときめき分チャージ! みたいな(笑)。秋姫と瞬もなぁ、そろそろお互いにもう少し踏み込んでもいいと思うのだが、あの予知夢?が瞬のストッパーになっているのかも。秋姫の怪力設定忘れかけていたけど、モミジちゃんが男前すぎて惚れそうだった。あれじゃあ秋姫もくすぶってるしかないよな。

縁側ごはん (芳文社コミックス)

縁側ごはん (芳文社コミックス)

縁側ごはん/河内遥
初河内作品につきマイルドそうなのから、と思ったもののちょい喰い足りなかったな。食の周辺で起こるささやかなドラマになごむ事はなごんだが、『リトル・フォレスト』や『きのう何食べた?』のような食へのこだわりはあまりない(というかむしろこれくらいのゆるさが普通だね)。登場する“ごはん”はどこか関西の匂いをさせつつ、納豆やちくわぶなども顔を出すあたり関東寄りの中部地方が舞台か。おでんに黒はんぺん入れてるしなぁ。キー坊の姉ちゃんが雰囲気あっていい。アンニュイ&アグレッシブ。モジャモジャ君も対花粉武装モードのときのほうが逆にキャラ立ってた。