読了本
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/10/01
- メディア: 単行本
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直木賞受賞作の続編。とはいえそんなに良い作品とは思わないのだが、「由良公は運が悪い」あたりからちょっと面白くなってきた。しをんさんは老若男女でいえば「若」を描くときがいちばんハマってる気がする。それにしても行天の小指って何だっけ? 多田の妻子って何だったっけ?? 思い出せない。ちょろっと説明入れておいてくれてもいいのに(自分のトリ頭は棚に上げ)。行天のさらなる暗部があらわになったり、多田が新たな恋に悩んだりと、まだまだ続きそうだねこのシリーズ。
- 作者: ミシェルペイヴァー,酒井駒子,Michelle Paver,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 単行本
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「トラクが活躍するのは、今から六〇〇〇年前の世界です。」……って、活躍してたかぁ〜? 今回はそれほどウッカリじゃなかったものの、常にもましていろんな人が死に物狂いでがんばって、手助けしてくれて、やっとどうにかなったんじゃなかったっけ? フィン=ケディンの制止を振り切って出てきたくせに、いざとなったら「もういやだ、誰か他の人がやって」とか、どの口が言うのか! 等々、またしてもつっこみまくりの巻でござった。ほんとトラクって「こんな主人公はイヤだ」ランキングの上位者だよ(笑)。ていうか、ヒロインと思えばいいのか、あの愛されっぷりは。ラストはさすがに嬉しく思ったけれど、レンも趣味が悪いというか何というか。わざわざ苦労を背負い込まんでも……。ベイルが生きていればねぇ。まあ、しあわせにおなりー(適当)。