読了本

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)

さよならの次にくる<新学期編> /似鳥鶏
後編、面白かった。希ちゃんがそのまんまの人物だとは思っていなかったけど、そうくるかぁ。早い段階からいろいろ仕込みがしてあったようで、前編に遡って確認してしまった。決め台詞のこととか。今「きめ」と打つつもりで、右手のキーがひとつずれていたため「じゅね」と出たので思い出したが、ストーカーを前に柳瀬&伊神劇場はじまったよーとニヤニヤしてたら予想外の展開になったもんで大笑い。てっきり柳瀬さんが本妻、という設定でいくのかと思ってたからさ。落書きの種明かしには不覚にも泣きそうに……。いやー、このシリーズ早く続きが出て欲しいな。柳瀬さんはどこまで葉山くんに本気なのかしら。あとがきはやっぱり饒舌でうるさく(照れのせいかね)、半分流し読みにしてしまったけどよかったのかな?