読了本

宵山万華鏡

宵山万華鏡

表紙かわいいねえ。裏側でもお祭りが繰り広げられてるんだな。祇園祭じたい生で見たことがないのでどうしても臨場感が味わいにくく、関東もんの我が身が口惜しかった。宵山という共通の舞台がある割に1話ごとの雰囲気がだいぶ違うので少々とりとめのない感じもあったのだが、最終話で綺麗に繋がった。ほかの森見作品ともリンクしてるのが楽しい。何となく『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を思い出した。非モテ系が主人公でない作品でもやっぱりどこか押井守のにおいがするのは気のせいか?