読了本

薄妃の恋―僕僕先生

薄妃の恋―僕僕先生

中華ファンタジー「僕僕先生」の続編。どうやらシリーズ化するらしい。意外なほど楽しめた。前作はどうも話の運びやキャラ造形がかったるくってあまり評価してなかったんだけど、これなら連載が続くのも歓迎だ。ただし面白いのは先生の手のひらの上で転がされてる王弁の姿で、思わずニヤけてしまうほどなんだけど、王弁じたいはそんなにキャラ立ってるわけじゃないんだよな。こんなの(失礼)をどうして先生がかまい続けるのか、そこが謎であり興味の源でもある。