物語はまだまだ過渡期な印象。無山が「パパ」で初音が「娘」であることが揺らぐのか? という予想を裏切って
式神・小八汰が家族のくびきをぶっちぎっちゃったもんなあ。しかもその心の隙間をテンテンで埋めて特に不満のない初音。自立してんなあ。無畏が代わりになるのかと思えばそうでもないし、無山の弟子はどんどん影が薄くなってくし(名前も思い出せない)。
振り込め詐欺へのコメントはなるほどと思った。
もう最初の“有能な”らいかの設定を思い出せない。というか、有能なはずなのに天然ボケなとこが可愛いんだよね。周囲の人々もすでにそこを愛でるようになっているし。10歳そこそこで自然にこうであるのは幸せなのかもしれない。天才もハタチ過ぎればただの人とよく言うけれど、それは角がたたないように過ごすことを20年めにしてやっと覚えたからなのかもしれない、と凡才が思うのはおこがましいか。