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チェオクの剣」第1回「偽金事件発生」。……うわ、ツボにめちゃめちゃヒット。スーパーアクション時代劇というだけあって冒頭の「グリーン・デスティニー」を髣髴させる男女の死闘は迫力があった。なぜこういう次第になったのかという謎にも興味をそそられる。17世紀末の朝鮮王朝時代の社会風俗も面白いし、大規模ロケとセット撮影を織り交ぜた映像もみごと。日本でいったら町奉行所か火盗改方のような役所が舞台なので、ミステリ的な趣向もあるのがいい。
意図的なのかそうでないのか思わず笑ってしまうシーンも多かった。船上開脚着地とか。でも基本的にはシリアス。とにかく用語や人名が耳慣れないので暫くはついていくのが大変そう。登場人物もまだあまり見分けがつかない。冒頭でチェオクと戦った謎の男が再登場するまで、兄とも慕う上司の落ちぶれた姿なのかと思ってたもんなあ。唯一分かるのは顔に傷ありのイ・ウォネだ。口は悪いけど真っ正直で熱血漢なとこがいかす。