読了本

『七人の魔法使い』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/野口絵美訳(徳間書店)。
うーん、まあまあ面白く読めたけれど、「先の展開がどうなるか作者にも分からずに書き始めた」というだけあって練られてない感じも少々あり。二千字の謎とか、ちょっとなあ。
パディントン発4時50分』アガサ・クリスティー/大門一男訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)。
ミス・マープルもの。美味しい料理を作る有能なる家政婦が登場、もうこれだけで個人的には楽しめてしまう。ラストのマープルだけが分かっているアレはいったいどっちなんだ、人生経験を積まなければ分からないんだろうか。