読了コミックス

ミヨリの森小田ひで次秋田書店)。
クールな都会の小学生ミヨリが暮らすようになった田舎の森にはたくさんの「ふしぎなもの」たちが棲んでいた。妖怪変化は人を脅かすものだが、物語の中ではなぜか子どもと近しい傾向がある。携帯を拾ってくれるカッパみたいなやつがツボだった。さて、祖母が白魔女なら実母は黒魔女といっていいかもしれない。娘を支配しようとする母、そして開発という名の自然破壊。自身と森を守るため、ミヨリは今後どんな「魔女」になっていくのだろうか。成長したミヨリの姿も見てみたい。