読了本
- 作者: 小野不由美,いなだ詩穂
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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完結。この巻のリライト度がいちばん大きかった。名探偵みなを集めてさてと言い的に怒涛の謎解きを披露する旧版にはすごくワクワクさせられたから、ピンと来てない麻衣を憐れんで情報を小出しにするぼーさんには「ちっ、よけいなことを」と思ってしまったのだけど、旧版未読の人だとどういう感想になったのだろう。驚きの度合いとか、ほかの感慨とか。でも最後のさいごで最大の秘密が暴露されるくだりではやっぱりしんみり泣けてしまった。むしろ旧版より涙腺に来た。カバーめくってまたウルウル。ところで銀色シートに触れたとき犯人の状況分かったんじゃないのかなぁ。彼は犯人探しに興味ないかもしんないけど、やったやつ見つけ出して裁きを受けさせてやりたいよー。シリーズが続けばそういう展開もあったのかな。この勢いで『悪夢の棲む家』を再読したい気もするけど、あれ怖くて辛いからなかなか手が伸びないんだぁ……。